little dog

























黒いハイヒールの似合う女があなたを訪ねてきた日には・・・
私は自分にとってそんなことは何でもないのだ・・・という顔をして
コーヒー点てて、ビジネスライクに割り切って、
飛び切り笑顔でオフィシャルにテキパキとそれを出しに行くの。

そうして、見るのは いつも・・・

柔らかい栗色の髪に隠された嬉しいくせに、恥ずかしそうな笑顔

少し赤らんだ頬に 私の方を見る困ったような目つき

『困ってないくせに・・・ そんな顔・・・・
 どこにでも行っちゃいなさいよ。
 ついでに もう、帰って来なくても良いわ。』


だけど・・・

  貴方は仔犬のくせに   猫みたいにこの家に居つきたがる


  黒いハイヒールの好きな 身勝手な仔犬


拾った私が悪かった・・・  後悔は 先に立たないし

  一応、切ってもキレないサイゼロメンバーつながりの私は

   めんどくさいので そのままに放置する。



処置無しの仔犬  首にまかれたリボンには、

 「うるうる瞳と紅顔の仔犬にご用心・・・・ 逸らした視線がリーサルウェポン」

と書かれていたとか、いなかったとか・・・・















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『COCOA brown』SPRITE_3rd様より
『薔薇の季節を過ぎても…』参加御礼として戴きました。
『わらしべ長者』と呼んで下さい




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